抵抗体であるニクロム線をコイル状に加工し、金属の管の中心に絶縁体である酸化マグネシウムを管の外側から高圧に圧縮加工し、液体や気体などの被加熱物に直接触れる構造で加熱することが可能なヒーターです。
比較的容易に曲げる事が出来ますので、必要に応じて様々な形状に曲げて使用されます。

水または油等の液体ならびに半田熔解槽の中等に直接投入して加熱するヒーターです。 被加熱物の中で加熱するため、熱効率が最高に良いのが特徴です。
取付方式は、フランジ式とプラグ方式が標準です。

カートリッヂヒーターはパイプ状の一端からリード線を引き出した形状のヒーターです。 主として金型、熱盤等、被加熱物に挿入するだけで効果的な加熱が得られるヒーターです。

赤外線による加熱は、従来の他の加熱方法に比べて最も高能率を発揮する方法です。 加熱媒体も不要で赤外線の輻射熱を直接被加熱物に照射して内部浸透加熱が得られるヒーターです。 熱効率、仕上り、操作、の全ての点に優れていることから、各方面の産業に利用されるようになりました。
一般赤外線電球R型の赤外線波長1.1ミクロンで、被加熱物の色別、吸収率（ホワイト35％ライトグリーン55％レッド65％ブラック90％）が不均一ですがコヤマ遠赤外線管形ヒーターの波長は3.5ミクロンを頂上としており、温度吸収率の差を非常に少なく、表面加熱能率は最大で有効照射時間も長く使用していただけます。